店長の独り言・・・
- 両国店 ピタットハウス
- 2 日前
- 読了時間: 2分
学期末になると、日常のリズムが少し変わる。
給食が止まり、代わりにお弁当が必要になるあの時期だ。

普段は朝ごはんを整えるだけで一日がスタートするが、そこにもう一つ“弁当を仕上げる”という工程が乗ってくる。
この一手間が、なかなか侮れない。
とはいえ、気合いを入れすぎると続かない。
だからうちは割り切っている。
冷凍食品と卵焼き。これが軸だ。
冷凍食品は、もはや優秀なパートナーだ。
温めるだけで形も味も安定している。
昔のような「手抜き」という感覚はもうない。
むしろ時間を買っている感覚に近い。
そして卵焼き。
ここだけは毎朝焼く。
フライパンに卵を流し込むあの数分が、不思議と一日のスイッチになる。
少し甘めにするか、出汁を効かせるか、その日の気分で変わるのも面白い。
ただ、現実はきれいごとばかりではない。
朝は時間との勝負だ。
ご飯を用意しながら、弁当箱の隙間をどう埋めるかを考える。
あと一品欲しい、でも時間がない。
そんなときは冷蔵庫の中を一瞬で見渡して判断する。
この判断力は、たぶん日々鍛えられている。
正直に言えば、面倒だと思う日もある。
眠い朝にもう一工程増えるのは、それなりに負荷がある。
それでも不思議なもので、出来上がった弁当を見ると少しだけ達成感がある。
大したものは入っていないのに、「今日も回せたな」という感覚だ。
子どもが帰ってきて「全部食べたよ」と一言あるだけで、その日の苦労は回収できる。
逆に残されていると、次はどうするかと考える。小さな改善の繰り返しだ。
お弁当作りは、特別なイベントではない。
日々の延長線にある、小さな経営判断のようなものだ。
限られた時間と資源の中で、どう組み立てるか。
手間は増える。でも、その中に少しの面白さもある。
そんな学期末の朝を、今年も淡々と回していこうと思う。

コメント